ヘンプシードは様々なものにトッピングすることで手軽に取り入れることができます。
使用する際の注意点は、Lesson5-1、Lesson5-2で学習したように、できるだけ加熱せずに使用することです。
特にヘンプシードオイルは酸化しやすいオイルなので、必ず食べる直前に加えるようにしましょう。
ヘンプレシピ
ヘンプミルク
日本ではまだあまり有名ではありませんが、代替乳としてナッツミルクと並びヘンプミルクも人気です。
ヘンプミルクは簡単に手作りができます。
【材料】
- ヘンプシード・・・1/2CUP
- メープルシロップ(アガベシロップでも◯)
- 水・・・3CUP
- 自然海塩・・・ひとつまみ
- バニラエクストラクト・・・適量
【作り方】
- 全ての材料をミキサーに入れて、白く液体になるまで1分〜1分半程度しっかりと撹拌する。
- 容器にナッツミルクバッグ(※)をかぶせ、①を注ぎ入れ濾す。
- グラスに移して完成。
【ポイント】
ヘンプの成分が抽出されるまで、しっかりと撹拌します。
料理に使用する場合などは、甘味料とバニラエクストラクトは除きましょう。
完成したヘンプミルクにローカカオパウダーやシナモンなどのスパイスを混ぜてアレンジミルクとして楽しむこともできます。
甘味料はレシピにあるもののほかに、ローハニーやヤーコンシロップでも◯。
ヘンプシードの他に、生カシューナッツや生アーモンド、生くるみなどでも同様にナッツミルクを作ることができます。
ナッツミルクをスムージーにプラスすることで、栄養価が高いミルキーなスムージーを楽しむことができるので、ぜひお好みのナッツミルクを見つけてください。それぞれのナッツにより微妙に風味が異なります。
※ナッツミルクバッグ・・・ナッツミルクを作るときにナッツの繊維質(ナッツパルプ)を濾すためのものです。専用のものがない場合には、排水溝用メッシュでも代用できます。
ヘンプシェイクスムージー
【材料】
- お好みのナッツミルク・・・200ml
- バナナ・・・1〜2本
- ヘンプシードorヘンプパウダー・・・小さじ1/4~1/2
- ローカカオニブ・・・大さじ1〜2
【作り方】
- ナッツミルク、バナナ、ヘンプシード(ヘンプパウダー)をミキサーに入れてなめらかになるまで撹拌する。
- ローカカオニブを追加し、食感が残る程度に撹拌する。
- グラスに移して完成
【ポイント】
夏はバナナを凍らせると、フローズンドリンクとなります。
バナナの量は大きさやお好みで自由に変えてOK。
ナッツミルクをヘンプミルクにすると、スーパーヘンプスムージーとなります。
トッピングをシナモンに変えても◯。
ヘンプシードオイルのジャーサラダ
【材料】
- お好みの葉野菜・・・一掴み
- トマト・・・1/2個
- 黄パプリカ・・・1/4個
- じゃがいも・・・1個
- 人参・・・1/4個
- ヘンプシード・・・大さじ1
ドレッシング
- ヘンプシードオイル・・・大さじ3
- ローハニー・・・小さじ1
- マスタード・・・小さじ1/2
- 自然海塩・・・適量
- こしょう・・・適量
【作り方】
- じゃがいもは茹でておく。トマト、パプリカ、人参は大きさをそろえて1㌢弱の角切りにする。葉物は水気をよくきり、食べやすい大きさにカットする。
- ドレッシングを作る。材料を全てボウルに入れて、泡立て器で混ぜあわせる。
- 口が開いた瓶の底に②のドレッシングを入れる。
- トマト、じゃがいも、人参、パプリカの順番に、隙間なく瓶に層になるように詰めていく。最後にヘンプシードと葉野菜を入れて完成。
- 食べるときは、蓋を閉めて瓶をよく振りドレッシングを全体になじませるか、サラダボウルに開けて食べる。
【ポイント】
野菜は彩りが鮮やかなほうがジャーサラダが美しく仕上がります。
使用する野菜は、レシピ通りのものでなくてもかまいません。
例えばアスパラガスやセロリ、コーンなど季節の旬の野菜を使ってみましょう。
アーモンドヘンプバターのフルーツディップ
【材料】
- アーモンド・・・200g
- ヘンプシード・・・大さじ1~3
- バナナやりんごなどのフルーツ・・・食べたい分だけ
【作り方】
- アーモンドバターを作る。ローストアーモンドを使用する場合はそのままでよいが、生アーモンドの場合には、160℃に温めたオーブンで30分程焼く。
- アーモンドが冷めたらフードプロセッサーにかける。撹拌を続けると、粉状だったアーモンドがペースト状となり、さらに撹拌を続けてトロトロの液状になったら完成。※撹拌時間は約15分程度。
- アーモンドバターをココットに盛りつけ、その上にヘンプシードをトッピングする。スライスしたバナナやりんごなどを皿に盛り付け、アーモンドヘンプバターにディップしながら食べる。
【ポイント】
市販のアーモンドバターは、砂糖や添加物などが入っているため手作りがお勧めです。
アーモンドは生の状態でバターにすると保存が出来ずカビが発生する可能性が高まるため、アーモンドバターにする場合には加熱するのがお勧めです。
フードプロセッサーは長時間回し続けるとモーターが焼ける可能性があるため、様子をみながら回していきましょう。