スーパーフードについて学習したら、次はその恩恵を得るために生活の中に取り入れていくことが大切です。
しかしスーパーフードを買ったはいいものの、いまいち活用できていないという声が多いようです。
ここからは、簡単で美味しいスーパーフードの実用レシピを学習していきましょう。
1つずつマスターし、毎日の生活をスーパーフードでいっぱいにしてください。
カカオレシピ
ビューティーローカカオスムージー
カカオをたっぷり使用してあっという間にスムージーの出来上がりです。
お好みで季節のフルーツを加えてみましょう。
【材料】
- アボカド・・・1/2個
- 季節のフルーツ・・・アボカドと同量程度
- ローカカオパウダー・・・大さじ1〜2
- 水・・・100~150cc
【作り方】
- 全ての材料をミキサーにいれてなめらかになるまで撹拌する。
- お気に入りのグラスに注ぎ完成。
【ポイント】
季節のフルーツは、イチゴやブルーベリー、ラズベリーなどのベリー類や、柑橘類、パイナップルや梨、りんごやなど、様々な旬の果物を選んでみてください。
加えるフルーツにより風味が変わります。
アボカドを加えることで、なめらかな舌触りの満足感の高いスムージーとなります。
ベーシックローチョコレート
ローカカオバターとローカカオパウダーを合わせて作る最もベーシックなローチョコレートです。シリコンモールドに流し込むだけで、食べても太らない、むしろ美しくなるビューティーチョコレートが簡単に完成します。
【材料】
- ローカカオバター・・・2CUP
- ローカカオパウダー・・・2/3CUP
- メープルシロップ・・・大さじ3〜4
- バニラエクストラクト・・・適量
- 自然海塩・・・ひとつまみ
【作り方】
- ローカカオバターを刻んで計量カップで分量を測る。まな板の上にクッキングシートなどを敷くか、開いた牛乳パックの上で刻むと刻みやすい。
- 刻んだローカカオバターを湯煎にかけて溶かす。ローカカオバターに温度計を指し、47℃以上に温度が上がらないように注意する。40℃程度になったら湯煎から引き上げて余熱で溶かしても◎。(完全に溶けると体積は約半量の1CUP程度になる)
- 溶けたローカカオバターにローカカオパウダーを混ぜる。一度に入れると分離してしまう可能性があるため、大さじ1程度ずつ加えながら泡立て機でダマがなくなるまで混ぜる工程を繰り返す。
- ローカカオパウダーが全て混ざったら、塩を加えてよく混ぜ、最後にメープルシロップとバニラエクストラクトを加えてよく混ぜる。
- テンパリングを行う場合には、ここでチョコレートが入ったボウルを氷水に当てて27℃まで温度を下げ、再び湯煎をして32℃程度まで温度を上げる。温度が上がりすぎた場合には、温度を下げる所からもう一度やり直す。
※テンパリングを行なうことで、つややかでしっかりと固まる口どけの良いチョコレートが出来上がります。 - 出来上がったチョコレート生地を型に流し込む。型に水気やほこりなどがついていないことを確かめてから、チョコレートが固まらないよう混ぜながら慎重に流し入れる。
※チョコレートの型はお好みで。シリコンモールドは形も様々で固まってからチョコレートが取り出しやすいので、初心者の方にもおすすめ。また100円均一で市販されてる小さめの金属バッドにラップを敷いて流し込み、板チョコレートのようにしても◯。
【ポイント】
基本のシンプルな材料のチョコレートです。
スーパーフードのLessonで学習したようにルクマパウダーやマカパウダーを加えることで、乳化剤の役割を果たし、よりなめらかなローチョコレートとなります。
追加する場合には、手順4の塩を加えた後で、ルクマパウダーなら大さじ1程度、マカパウダーなら小さじ1〜2程度を加えてみてください。
ローチョコレートトリュフ
【材料】20〜24個分
- ローカカオバター・・・100g
- 生のカシューナッツ・・・70g
- メープルシロップ・・・大さじ4
- 水・・・大さじ4
- ローカカオパウダー・・・大さじ1
- 塩・・・ひとつまみ
- 飾り用のローカカオパウダー・・・適量
【作り方】
- ローカカオバターは湯煎して溶かしておく。生のカシューナッツは浸水させる。
- ミキサーに飾り用のローカカオパウダー以外の材料を全て入れ、なめらかになるまでしっかりと撹拌する。
- ②をボウルに写し、水を入れたボウルの上でもったりとするまで冷やしながら混ぜあわせ、バッドに移して冷蔵庫で1時間程度冷やす。
- 冷蔵庫から取り出したトリュフ生地を手早く20~24個程度に分けて丸める。もう一度冷蔵庫で表面を冷やし固めたら、コーティング用のローカカオパウダーを表面にまぶして完成。
【ポイント】
ミキサーで撹拌することで、簡単にトリュフが完成します。
※生のナッツはそのまま使用すると酵素阻害物質の影響があるため、しっかりと浸水させてから使用します。
ローブラウニー
【材料】
- 生くるみ・・・160g
- デーツ・・・60g
- ローカカオパウダー・・・大さじ2〜3
- 自然海塩・・・ひとつまみ
【作り方】
- 生くるみは一晩以上浸水させておく。デーツは種がないか確認し、硬い場合には少量の水を入れた容器に入れてふやかせておく。
- クルミをよく洗い、全ての材料をフードプロセッサーに入れてよく混ぜあわせる。途中混ざりにくい場合には、フードプロセッサーを止めて材料をならす。
- 十分に混ざりナッツも細かくなってきたら、フードプロセッサーから取り出してラップを敷いた薄めのバッドに広げ、冷凍庫で30分程度冷やす。
- 冷えて扱いやすくなるので、適当な大きさにカットして完成。
【ポイント】
ローカカオバターを使用せずに作る、乳製品や粉類、甘味料を一切しない焼かないブラウニーです。初めてローフードを食べる方にもお勧め!驚きの美味しさです!
※生くるみはしっかりと浸水させておきます。使用する前にしっかりと水を切ることで、ブラウニーが水っぽくなるのを防ぎます。
※お好みでマカパウダーやローカカカオニブを加えても◎。
ローチョコレートフラペチーノ
あっという間にできる夏にぴったりのフローズンドリンクです。
某コーヒーチェーンのものに劣らないおいしさで、栄養価の高さとヘルシーさが魅力です!
【材料】
フラペチーノ
- 冷凍バナナ・・・1本
- 生ナッツ(カシュー・アーモンド・クルミなどお好みで)・・・8粒程度
- ローカカオパウダー・・・大さじ2〜3
- メープルシロップ・・・大さじ1〜2
- ローカカカオニブ・・・小さじ1
- 氷・・・10個程度
トッピングのローホイップクリーム
- 生カシューナッツ・・・25g
- ローカカオバター・・・10g
- メープルシロップ・・・大さじ1/2
- ぬるま湯・・・50ml
- バニラエクストラクト・・・適量
【作り方】
- ローホイップクリームを作る。カシューナッツは浸水させておく。ローカカオバターは湯煎にかけて溶かしておく。
- 材料を全てミキサーに入れてなめらかにになるまで撹拌する。絞り出しにする場合には、絞り出せる固さになるまで冷蔵庫で数時間冷やしておく。
- フラペチーノを作る。ナッツは浸水させておく。バナナは一口程度の大きさにカットして冷凍しておくとよい。
- ミキサーに氷5個程度を残して材料を全て入れ、なめらかになるまで撹拌する。
- 残りの氷を加え、氷の食感が残る程度に撹拌する。
- 容器にフラペチーノを注ぎ、トッピングにローホイップクリームをのせる。お好みでローカカオニブをトッピングする。
【ポイント】
夏にお勧めのチョコレートドリンクです。お好みでフレッシュミントを加えると、チョコミントのフラペチーノになります。
※トッピングのホイップクリームは、絞りだすのが面倒な場合は、冷やしすぎずゆるめに作り、スプーンで載せても◎
ローチョコレートタルト
ロースイーツは、焼かずにタルトを作ることもできます。
タルトクラストにもカカオをたっぷりと使用した贅沢なタルトです。
【材料】15cmのタルト型1台分
タルト生地
- 生くるみ・・・1CUP
- ココナッツフレーク・・・1/2CUP
- カカオニブ・・・1/4CUP
- ローカカオパウダー・・・大さじ1~2
- デーツ・・・1/2CUP
- メープルシロップ・・・大さじ1
- ココナッツオイル・・・大さじ1
- 自然海塩・・・ひとつまみ
フィリング
- 生カシューナッツ・・・2CUP
- 水・・・1/3CUP
- ローカカオバター・・・1/3CUP
- ココナッツオイル・・・大さじ2
- ローカカオパウダー・・・1/2CUP
- バニラエクストラクト・・・小さじ1/2
- アボカド・・・1/2個
- メープルシロップ・またはアガベシロップ・・・1CUP
- 自然海塩・・・少々
【作り方】
- 使用するナッツ類は全て浸水させておく。
- タルト生地を作る。全ての材料をフードプロセッサーに入れて、細かくなりすぎない程度に撹拌する。ナッツやカカオニブの食感を残す程度で◎。
- 出来上がったタルト生地をタルト型に敷き詰める。手で押すようにして厚さが一定になるように広げる。
- フィリングを作る。全ての材料をミキサーに入れて、なめらかになるまでしっかりと撹拌する。もったりとしたクリーム状になればOK。
- タルト生地の中にフィリングを流し入れる。表面を整えたら、冷蔵庫で1〜2時間程度冷やし固めて完成。
※食べる際には、5分程前に冷凍庫から出して解凍しておきカットする。
【ポイント】
カカオパウダーの量によって、味が変化します。
ビターなオトナのチョコレートタルトがお好みの方は、カカオ量をもっと増やして作ってもよいでしょう。
タルト生地の生くるみは生アーモンドにアレンジしても◎。